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シオカラトンボ(2010.06.29)

shiokara

 梅雨の時期になって、自然の家にも自然の生き物がたくさん遊びにくるようになってきました。春先には見られなかった虫たちが気がつけば自然の家の中に入ってくることもよくあります。
 今日は、最近は見ることも少なくなってしまったシオカラトンボが池の周りをとんでいました。じっとしていたので、携帯電話のカメラで撮影をしました。

シオカラトンボって?

シオカラトンボの生態

 シオカラトンボは各地でよく見られるトンボの種類で日当りの良い池や沼、水田、公園の池で見られます。メスは麦わらに似た色で、ムギワラトンボと呼ばれるそうです。メスは1匹でホバリングし、腹先で水を打って産卵します。
 成熟したオスは縄張りを占有し、草上などに静止して警戒するそうです。交尾は草や地面の上で行われ、その後はオスの警護下でメスが単独で産卵するとのことで、もしかすると自然の家の池をこのシオカラトンボは縄張りにしたのかもしれません。