三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、令和4年3月27日(日)午前10時から、自然の家野外炊事場及びその周辺において「家族で春の野草ウォッチング」を開催し、熊野市をはじめ、尾鷲市、紀北町、紀宝町、御浜町から親子5組12名が参加されました。
開校式では、本山所長から参加者の皆さんへのお礼の後、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保等、引き続きコロナ予防対策に取り組んでいただくことの説明のあと、講師の岩崎哲也先生から「野草の中には、テンプラなどにして美味しく食べれるものもある一方で、毒のあるものがあることや、山の中では昨日の雨で滑り易くなっているので注意が必要なこと。また、今日採集した野草は天ぷらにもできますのでたくさん採集して下さい」との説明がありました。
その後、場所を移して自然の家周辺を散策。最初に行った場所でたくさんのワラビを家族で採集し、大きな歓声が上がっていました。その後、子供たちは普段、あまり気付かない種類の野草などを見つけては、講師から詳しい説明を受けるなど、熱心に野草ウォッチングに取り組んでいました。
昼食には、採れたて野草を使ってのテンプラや、ワラビ入りの山菜うどんに舌鼓を打ち、春の味覚を楽しみました。
各テーブルからは「野草のテンプラがめちゃ美味しい!」との声が聞かれほか、「子どもたちが楽しそうに参加している姿が見れたので良かった」「野草がわからないときは先生が教えてくれました。また、野草も食べられて良かった」「いただいた資料に子供が楽しく丸を付けていて良かった」との意見が出されていました。