三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、令和3年10月30日(土)〜
10月31日(日)に、「親子でキャンプ(秋編)」を実施いたしました
。
熊野市をはじめ御浜町、紀宝町、尾鷲市及び新宮市から小学生親子8家族
20名の参加と、スタッフ8名で行われたもので、新鹿海岸駐車場で受付後、
新型コロナウィルス感染対策として、検温を実施しマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保を呼びかけました。開校式に引き続き、担当者から日程や釣りの投げ方や注意点など説明を受けた後、親子で投げ釣りを行いました。
釣りをするのが生まれて初めての参加者もおり、サオの投げ方やエサのゴカイのつけ方などに苦労していましたが、目的のキスを始め、シマイサギやフグ、カニなどたくさんの魚が釣れるなど楽しい釣りとなりました。
その後、自然の家に移動してテント設営に悪戦苦闘するも何とか完成。夕食は同家野外炊事場において、irokuma kidsを主宰する井上結子さんの指導の下、鶏肉の吊るし炭火焼き、ダッジオーブンを使ってのキャベツとベーコンのコンソメスープ及び焼きおにぎり作りに取り組みました。
子供達は慣れた手つきで調理をしたり、火おこし等にチャレンジしました。苦労して出来上がった料理に、各テーブルからから感嘆の声が上がり、その美味しさにしばし酔いしれていました。
二日目は朝食後、テントの撤収や各自の荷物を整理。9時から許可を得た近所のフジバカマ畑において、約2000km旅をするといわれている蝶、アサギマダラの観察やマーキングを行いました。この日は多く飛来してきており、参加者らは興味津々の様子でした。最後に池でのザリガニ釣りと盛り沢山のイベントに有意義な二日間を過ごしました。
参加者の皆さんからは、「魚釣りが楽しかった」「ご飯作りやテント張りがとても楽しかった」「アサギマダラ観察や野外料理などいろいろな体験が出来て参加してよかった」などの感想が寄せられていました。