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開催報告 熊野「アカデミック!」シリーズ

第1回 熊野の史跡見学会

5月22日(日)開催しました!

 

 三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)では、5月22日(日)に、熊野市在住の小学校教諭で文化財専門委員の和田利信氏と新宮市在住の元教員で和歌山城郭調査研究会会員の小渕伸二氏を講師に、新宮市内の阿須賀神社や丹鶴城跡を巡る「史跡・名所探訪」を開催し、熊野市の6人をはじめ、御浜町・紀宝町など8組12人の方に参加いただきました。
 この「史跡・名所探訪」は城跡や史跡、名所などについて、和田利信先生と一緒に歩きながら説明を受け、楽しく勉強できる人気シリーズとして年2回ほど開催されているもので、今回は冊子を発行するなど丹鶴城にとても詳しい小渕伸二先生にも同行いただいたものです。
 開催に際しては、三密の回避やマスクの着用などコロナ感染症防止対策のほか、熱中症予防として水分補給に気を付けながら実施されたもので、最初に訪問した熊野発祥の地と言われている世界遺産・阿須賀神社では、神社の歴史などを説明いただきながら神武天皇聖蹟顕彰碑などを見学し、次に新宮市歴史民俗資料館を訪問。丹鶴城の資料や江戸時代の城下町絵図、徳川家と水野家の関係、古文書など新宮市の歴史を伝える資料などについて、講師の先生方から丁寧かつ面白く説明を受けていました。
 丹鶴城跡については、最初に丹鶴ホールの屋上から外観を見学し、その後、フランス料理店のイルド・フランスのご厚意で店内に展示されているジオラマ(復元模型)も見学させていただいた後、小渕先生制作の冊子と和田先生作成の資料を基に、大手門跡から探訪を開始。
 二の丸の見事な算木積みや亀甲積みのほか、切込接(きりこみはぎ)や打込接(うちこみはぎ)などの石垣、石階段や側溝跡、敵の攻撃に備え城内各所に設置された城門や枡形(ますがた)虎口(こぐち)跡、多門櫓(たもんやぐら)や渡櫓門(わたりやぐらもん)跡、出丸跡や本丸天守台、横矢掛(屏風折れ)、紀州備長炭が1万表も収まっていたという港跡・水の手跡など立派な史跡が至るところにあり、史実等に基づき丁寧な説明を受けていました。
 参加された皆さんからは「講師の先生が大変熱心でよく解りました」、「75才の手習い、学校に行くようで2人のお話しが大変勉強になりました」、「説明がとても分かりやすく興味、関心を持てました」など、とても楽しくて満足したとの感想が寄せられていました。