熊野少年自然の家では、7月25日(日)午後2時から29日午後2時30分まで、本施設のメインの事業に当たります「真夏のロングキャンプ」を熊野市飛鳥町の『四季の里 本郷』で開催いたしました。
かんかん照りの猛暑日と豪雨に見舞われましたが、参加者のみんなは元気に楽しく5日間を終えることができました。簡単に開催報告をお伝えいたします。
【対決1:ゲーム】
このキャンプの全体に関わる基本的なルールは、班に別れて8つの【対決】をこなしていくことにあります。これらそれぞれの【対決】での順位から得点が積算されていき、最終的に最もポイントの高かった班が優勝として豪華賞品がもらえるというルールのもとに行われました。
この様なルールの説明が行われたあと、成川小学校の講師、森倉先生(ムッチャン)を迎え【対決1:ゲーム】を行いました。
ムッチャンのリズムに合わせてゲームをしている参加者のみんなは、初対面にもかかわらず、とても楽しそうにゲームに熱中していました。
【対決2:海まで遠足】
2日目の午前中【対決2:海まで遠足】では、ウォークラリー形式で簡単ななぞなぞ問題を解きながら四季の里本郷から新鹿海水浴場まで歩きました。猛暑の山道散策でみんなちょっと辛そうでしたが、途中の休憩地点でスポーツドリンクを飲む姿はとってもすっきりした顔をしていました。問題はみんなには少し簡単だったかな?
【対決3:魚釣り対決】
2日目の午後は【対決3:魚釣り対決】。釣った魚の数を班ごとに競います。二木島の漁港で1日目に作った竹竿を使ってさびき釣りに挑戦しました。最初の方は時間帯が悪くなかなかつれなかったけど、一気に波が満ちて来て大ブレイク!アジだけではなくいろんな魚を釣ることができて、みんな大はしゃぎでした。
【対決4:川で遊んで魚釣り対決】
新鹿海水浴場でテントを張り一泊したあとは、また四季の里へ戻り今度は川釣りの対決【川で遊んで魚釣り対決】を行いました。
もちろん釣った数を競う対決です。みんな海釣りでコツをつかんだようで、私たちスタッフが思ったより簡単に魚を釣っていて、飲み込みの早さに驚きました。また、サプライズで用意したあまごのつかみ取り対決は、みんな熱中して時々歓声が上がっているほど、興奮と熱気に包まれていました。
【対決5:きもだめし】
あまごのつかみ取りで興奮した後は、3日目の締め【対決5:きもだめし】。四季の里近辺に置いてある「お札」を3枚集めて、その早さを競います。この日から参加した講師の山城先生(やまちゃん)の怖い話のイントロで始まり、みんな最初は怖がっていましたが、戻ってくるととても安心した表情でした。何か出たりしなかったかな?(※暗がりのため、写真はありません)
【対決6:畑を耕そう】
4日目の朝は、四季の里近隣にある無農薬栽培を徹底している農家で、畑を耕す体験【対決6:畑を耕そう】。区画内の畑を耕して、上手にできた順位を競います。みんな学校で農業体験をしたことあるのか、慣れたてつきで荒れ果てた農地を耕していました。その結果みんな100点!結果発表の後はとてもためになる有機栽培のお話を聞かせていただきました。
【対決8:いかだ競争】
5日目に行う予定だったこのキャンプのメインイベント【対決8:いかだ競争】。最終日の天気予報が雨天100%だったのを受けて、急遽4日目の夕方に決行することになりました。みんなで一生懸命作ったいかだを浮かべたり、試乗したりした後は、本番レース!よーいスタート!ドライバーもそうでない人も熱気がすごく、本気で対決を行いました。やはり自分たちで作ったいかだでレースをするのは、思いが違うようでした。
【対決7:キャンプファイヤー】
4日目夜からしとしとと雨が降り始めたため、急遽室内で行うことになった【対決7:キャンプファイヤー】。まず、各班でミーティングをして出し物を考えて、全員の前で発表した後、じゃんけん大会を行いました。出し物では偶然にも全ての班がなぞなぞを出し合いました。じゃんけん大会では各班に配られたお金を元手に、じゃんけんに勝ったらそのお金をもらうというルール。最後の対決となったこともあって、みんなの熱気は最高潮に達していました。
その他にも、カレーやバーベキューなどの野外炊事の体験やテント貼り、最後の雨天には桑名市の伝統芸能折り紙体験なども行い、無事に5日間は終了いたしました。一夏の体験と思い出、そして仲間が出来たみんなは、清々しい顔で自宅に帰って行きました。
開催報告書に関しては後日アップ致しますのでお楽しみに!